軟水 水の備蓄 [軟水]

もう水の備蓄は済ませましたか?


備蓄という言葉は変に聞こえるでしょうか。

でも変ではないんですね。
日本は色々な意味で安全性の綻びが見えてきました。

もともと日本は自然災害が他国に比べて多い国です。
更に、原発事故と節電ときました。

節電と水は関係ないと思いますか?
電力供給量を安定させるための節電以外にも例えば工事で一時的に断水になることがあります。
それは、水道工事のような直接的なものだけでなく、停電でポンプが止まることによる断水もあります。


こういった具合で、国土上のもの、日本の電力供給構造上のもの、地域住居構造上のもの、と積み重なっていきます。




ちょっとイメージしてみてください。積み重なっている構造を。












水自体はシンプルでも、安全な水を必要なときにいつでも手に入れることができるかという問いに対して、簡単にできますとは言いにくいですよね。


物事がうまくいっているときは良いのですが、一旦これが途切れると大変です。ジャストインタイムで効率よく回してきたものが災害でストップしてしまいます。


たとえば、カメラ。カメラといえば海外では日本のカメラメーカーが有名です。実際にカメラを買いに行ったときに、日本のメーカーが被害にあった、次は何時入荷するか分からない、次は値上げになるかもしれない、と言われました。メーカー名を言ってしまえば、ニコンとキャノンです。もちろん他のメーカーもありますが、これが2強というか一般的に有名なブランドになっています。

海外の旅行土産店でなく一般店舗で買い物をしたことがあれば気づきますが、日本とはちょっと応対が違います。更に上記のように品不足です。まさに殿様商売状態です。売る気がないというか、嫌なら買わなくていいよという感じです。




カメラに比べて水は人間に絶対に必要なものです。カメラならば諦めがつくかもしれません。これが水の場合、手に入らなければ大変なことになります。欲しいカメラが買えない、では無く、必要な水を手に入れることができない、という事態になってしまいます。


これらを見据えて自分で対処しなければなりません。



水の必要性は分かった。では、どうすれば良いのか、水なら何でも良いのかといった疑問がわいてきます。それについて書いていきたいと思います。

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軟水 ミネラル [軟水]

ミネラルウォーターは今は様々なところで手に入ります。


ミネラルウォーターは、ミネラル・ウォーターでミネラルの入っているウォーターです。
鉱物入りの水となります。
元もとの意味というか直訳ではそうなります。
現在は、売っている水というほどの意味になっています。


原義としてのミネラルウォーターはミネラル分が入った水です。
ミネラル分とは鉱物です。
鉱物とは天然に存在する無機物質です。
無機の反対は有機で、もともとは生命があるとはみなされないものという意味で使われました。


さて、鉱物ですが、漢字で書くと鉱物は鉱山の鉱ですね。
ミネラルウォーターはミネラルだからと言って何でも入っていて良いというわけではありません。
厚生労働省令の健康増進法施行規則の第十一条で、厚生労働省令で定める栄養素として5種類挙げています。



健康増進法施行規則第十一条
厚生労働省令で定める栄養素

一  たんぱく質

二  n―6系脂肪酸及びn―3系脂肪酸

三  炭水化物及び食物繊維

四  ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン及びビタミンC

五  カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデン


5番目のものがいわゆるミネラルにあたります。



サプリメントとしてビタミン類、カルシウム類を採る人も居ます。
上記の厚生労働省令の定める栄養素が入っていると思います。



厚生労働省令は、ある鉱物は栄養素として定めています。
栄養素はよく言われるように必要ではあっても採りすぎると問題になります。栄養過多ですね。
また、偏りすぎも問題です。偏食からくるものです。



もともと人体は地球の物質で構成されているはずです。
人体に何の物質が入っていても不思議ではないのですが、採りすぎは控えたほうがよいでしょう。
それは人間にとって不自然だからです。
よく言われるように何事もバランスです。


一時的に補うことが必要なときはあります。
身体に問題があれば医師の診断を仰ぐ必要があります。
日常的には、過不足無く、バランスよく、が理想でしょう。



必要なときはしっかりと摂取する。
不要なときはファッション感覚でも取り入れない。
では、どうミネラルウォーターと付き合っていったらよいのでしょうか。

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軟水 水の硬度と分類 [軟水]

ミネラルウォーターを分類する場合、ある基準を元に数値をから決めます。


水の硬度とは、ミネラルウォーターの中にどれほどミネラル分が溶け込んでいるかを測ったものです。
非常に単純化するとたくさんミネラルが入っていればより硬度が大きい水となります。


実際はこれを数値化しています。ミネラル分がどれだけ入っているかを数値化します。
ミネラル分といってもたくさんありますね。カリウム、カルシウム、マグネシウムなど。


そこで、あるミネラル分に換算します。
それは、炭酸カルシウム(CaCO3)です。
これが水の中でどれだけ溶けているかです。
基準となる水の分量は1リットルです。


こうして数値化されたものをある一定のところで区切り、硬水や軟水にわけます。
もちろん比較的ミネラル分が多いほうが硬水になり、より少ないほうが軟水になります。


日本の分類法で言えば、軟水は硬度100mg以下のもので、中硬水が101以上300mg以下、硬水が301mg以上となっています。

その他、WHOのものもあります。こちらは、軟水は60mg未満、中硬水60mg以上120mg未満、硬水120mg以上180mg未満、非常な硬水180mg以上です。





カルシウムといえば小さいころよく飲んだ牛乳。
学校を卒業してからほとんど飲みません。


シリアルと牛乳の朝食は楽だと思いますが、なぜか続きません。
そもそも牛乳自体飲まないんですね。


あるとき海外でバーに入りました。ちょっとしたパーティーのときでしたが、何と牛乳を注文した人がいました。
大人になっても牛乳を飲むんだと思ったのか、酒場で牛乳?というのはおいて、そういえば自分は無意識の内に牛乳を飲まない選択していないんだなぁと思いました。


郷に入りては郷に従え、とは言いますが体は正直なのか無意識の内に牛乳を避けています。
幼少期に住んだのなら別でしょうがこればかりはどうしようもないでしょう。


服装、身振り手振り、発音、外側に現れるものはなんとか合わせようとしますが、体の中、胃腸は保守的なんですね。
場所を移動したら直ぐに切り替えられる、これはカッコイイって思ってました。
そうすべきでしょ、と。


でもなぜか食に関してはなるべくそうしない自分がいました。無意識に選んでいるんですね。
より日本で得られる感覚に近いものを。
もちろん個人差もありますが、やっぱり日本人の体なんだろうと思いました。





さて、東京都水道局の資料では、東京都の水質管理目標設定項目では、味の観点から10mgから100mgとしています。
それを、おいしい水の要件としています。
100mg以下ということは、日本の分類で言えば軟水にあたります。
東京都水道局は水道水を軟水に保つようにしているということです。

水の硬度

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軟水 代行業があるのにビックリしたものランキング 非常食交換補充 [軟水]

「代行業があるのにビックリしたものランキング」が話題になっていますね。



その中で、「非常食交換補充」というものがありました。
内容は分からないのですが、世の中そんなサービスがあるんですね。



たしかに交換補充というのは面倒なのかもしれません。
気づいたら賞味期限が切れていたというのはよくあることです。
そんなところにビジネスのニーズがあるんですね。




さて、交換補充の以前に非常食の確保・備蓄が必要ですよね。
もう済みましたか?
世帯で何がどれくらい必要か考えましょう。


その時、水も買っておくのですが、どうしてますか。
災害時を想定するので、なるべくシンプルにしたいですね。
細かく用途に分けて水をそろえるよりもどこにでも使えるというほうがよいでしょう。
まとめて買い揃えておきましょう。


さて、非常食交換補充ですが、自分で揃えたら、次は自分で交換です。
これが面倒だから、外注化するとなるわけです。


よく習慣化すればものごとが楽になるといいます。
習慣化、行事化と非常食交換補充を1年の中で強制的にイベント化しましょう。
たとえば、毎年少なくとも1回以上非常食を食べる日にちを決めてはどうでしょうか。


自分でスケジュールを組んで実行します。
家族の行事にしてよいと思います。


これは訓練になります。
その時に水も使います。
水道水を使わずに、買い置きしておいた水を使うのです。


どんなところで水を使いますか?
飲料として、調理用、赤ちゃんのミルクのため、小鳥の水、ペットの水、手洗い用。。。






イメージしてみてください。






もちろん、備蓄されているものを使う場合、使ってから補充ではなく注文し商品が届いてから行います。



この訓練を定期的に実行します。
何かツールを使うと便利ですね。
もう少しリアルな状況を想定し、紙のカレンダーに書いておくほうがいいでしょう。


ビジネスの分野では、ディザスタ・リカバリとかビジネス・コンティニュイティ・プランといわれ、実際に策定から実行まで経験した企業が出てきています。
これを個人で同じようにというのは確かに大変です。

でもほんの少しだけ自分で実行してみてはどうでしょうか。
「非常食交換補充」の代行はあっても、実際の非常時にはあなたの代行はいないのです。

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軟水 石けんと水 [軟水]

石けんは溶けて泡立ちます。
そして簡単に洗い流せる。


これ、当たり前だと思ってました。


でも、海外だと違うんですよね。
初めは気づきませんでした、その理由に。


なんか、泡立たないなぁ~、と思ってました。
石けんが原因かな、と。


いい石けんじゃないからかと考えましたが、
よく売られているものなんですね。
ということは、誰もが買っているもので、
それがなかなか溶けず泡立たず、とは?


更に大変なのは、洗い流すときです。
なかなか落ちないなぁ~、と。
体験すると分かるのですが、
何だか肌にねっとり残っている感じで困ります。



ネットリ、です。



実は、水なんですね。
水の硬度が違ってたんです。
日本の水は大体が軟水に分類されます。


日本の感覚で行ったら困惑します。
シャンプーも泡立たないのが気にならなくなりました。
やり方があるのかも知れませんが、そんなものと割り切りました。
とにかく機能していればいいんじゃないかと。

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軟水 ペットと水 [軟水]

最近は様々なミネラルウォーターが販売されています。
厚生労働省令で定める栄養素で紹介したように、
ミネラルも栄養素のひとつです。


人間に必要ならばペットにも必要と考えるのは自然でしょう。
自分自身に対してミネラル分の高い水をという感覚で、ペットに与えていませんか。


これはペットに良くないんですね。


硬度が高い水を与え続けると、病気になる可能性が高まります。
何らかの治療で獣医さんからの指導でミネラル類を与えている場合を除いて、
飼い主さんから与えるのはやめましょう。


ペットにミネラル分の多い水を与え続けると、尿管結石などの原因になるといわれています。
良かれと思ってやっていることがペットにとって悪い結果になるというのはつらいですね。
不安ならば水、ペットフード、運動も含めて獣医さんに相談すると良いでしょう。


大切なペットだからこそ水を選びましょう。

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軟水 赤ちゃんと水 [軟水]

赤ちゃんの体内の機能は未成熟で過量のミネラル分を取り込まれると内臓に負担がかかる可能性があります。

よく、ミネラルウォーターで腸を刺激して便秘解消やダイエットという記事がありますが、あれは成長した大人の体だからできることです。赤ちゃんがダイエットをするというのは聞いたことがありません。内臓が未発達な状態のところに高いミネラル分を取り込むことは好ましくありません。


また、成長に必要な栄養分をということで、ミネラル分の高い水を与えることは間違いです。何事も適量というものがあります。


もう一つは、赤ちゃんのミルクとの兼ね合いです。硬水で作るミルクは全体の成分を考えられて作られた粉ミルクに更にミネラルを投与することになります。


日本小児科学会は、赤ちゃんに硬水は負担との見解を示しています。また水道水の使用をすすめています。ただし、水道水も放射性物質が基準以下のときに汲み置きをするということですが、そこまで可能かどうかです。水道水に関してはお住まいの水道局のサイトで調べましょう。



硬度の高くない水、つまりお住まいの水道局の基準の硬度の水、またはミネラル分が少ない水である軟水が良いと言うことです。大切な赤ちゃんのためだからこそ知識と情報で守る必要があります。

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軟水 肌と水 [軟水]

硬水を使っているところでシャワーをした後の髪は何か重い感じがします。
また、手を洗うとき石けん分が残る感じがします。
肌も日本にいる時より何となく良くない気がします。




でも実際のところどうなんでしょう。




肌の状態が良くないとしてもそれが水の影響とは断定できません。
水以外の要素も考える必要があります。


その土地の湿度も肌に影響します。
空気の乾燥度、紫外線、石けんやシャンプー、肌の老化。
また、そこで使われるコスメティック製品など。
湿度による方が影響が強いのかも知れません。



日本にいるときには普通だと思っていた肌の状態が、
外国に長期間居住しているうちに変わってしまいます。
あの頃はすべすべの肌だったと気づくわけです。
一般的に日本の場合、空気の湿度が高く、水の硬度は低いのです。



空気、水、食べ物、なんでもないようなもので気づかないうちにお世話になっています。
少なくとも日本にいるときくらいは元々の環境に近いものを選んだ方が良いでしょう。
うまく行っているものを壊す必要はありませんよね。
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軟水 料理と水 [軟水]

日本料理は軟水で料理する、西洋料理は硬水で料理する方が良いといわれています。
これは本当でしょうか。


日本料理の場合、出汁を取る場合は硬度の低い水、軟水の方が良いとされています。
一般に手に入る水は軟水に分類されるので当たり前のように美味しい料理ができます。
これを硬水で作るとなると少し勝手が違ってきます。
灰汁が出ても旨味が出ないということになりかねません。


西洋料理で水を使う場合、その水が料理に良い影響を与えます。
水の硬度が高いと水に溶けているカルシウムやマグネシウムと結合し灰汁となって浮いてきます。
これを掬い取り除くことによって美味しい部分だけが料理として出されるのです。
決して硬水だからといって悪いわけではありません。
こういった臭みや臭いの元を取り除く役割がミネラル分にあることも忘れてはいけません。


その土地土地で発展してきたものが料理です。
近年料理の国際化で様々な土地のものがレストラン等で味わえるようになりました。
でも本国で出される味と違うというのを聞いたことがあるかも知れません。
もちろん素材が取れた国も違うといういことも考えられます。
実は水が関わっているかも知れないのです。



そういう意味で文字通り水が合うのがベストです。
ですが、災害時に備えるなら、普段の水に近い成分で用途を選ぶ必要の無いものを用意しましょう。
非常時ですから、シンプルかつ安全を最優先させましょう。
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