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軟水 料理と水 [軟水]

日本料理は軟水で料理する、西洋料理は硬水で料理する方が良いといわれています。
これは本当でしょうか。


日本料理の場合、出汁を取る場合は硬度の低い水、軟水の方が良いとされています。
一般に手に入る水は軟水に分類されるので当たり前のように美味しい料理ができます。
これを硬水で作るとなると少し勝手が違ってきます。
灰汁が出ても旨味が出ないということになりかねません。


西洋料理で水を使う場合、その水が料理に良い影響を与えます。
水の硬度が高いと水に溶けているカルシウムやマグネシウムと結合し灰汁となって浮いてきます。
これを掬い取り除くことによって美味しい部分だけが料理として出されるのです。
決して硬水だからといって悪いわけではありません。
こういった臭みや臭いの元を取り除く役割がミネラル分にあることも忘れてはいけません。


その土地土地で発展してきたものが料理です。
近年料理の国際化で様々な土地のものがレストラン等で味わえるようになりました。
でも本国で出される味と違うというのを聞いたことがあるかも知れません。
もちろん素材が取れた国も違うといういことも考えられます。
実は水が関わっているかも知れないのです。



そういう意味で文字通り水が合うのがベストです。
ですが、災害時に備えるなら、普段の水に近い成分で用途を選ぶ必要の無いものを用意しましょう。
非常時ですから、シンプルかつ安全を最優先させましょう。
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共通テーマ:健康
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